風邪の予防はマスクで効果的に

風邪をひいた時や風邪予防にはマスクが効果的、というのが定番ですが、「正しくマスクを使わないと予防効果が落ちる」とも言われています。 では、“風邪予防に効果的なマスクの使い方”とは、一体どんなものでしょうか? 実は、一口に“マスク”と言っても、いくつかの種類に分かれています。 まず、20~30年前、あるいはそれ以前から一般的に使われてきたタイプのガーゼマスクや、口元を隠す程度の紙マスクですが、この類のマスクは実際のところ、風邪予防にはほとんど効果がありません。 ウイルスを含んだ飛沫は、およそ2m~3mにわたり、せき1回あたり10万個程度、くしゃみ1回あたり200万個程度放出されますが、ガーゼや紙のマスクでは到底防ぎきることができず、風邪予防としては0点と言っても過言ではありません。 次に、ガーゼ・紙マスクよりやや優秀なのが、不織布のマスクです。 不織布のマスクであれば、5,000nm以上の粒子を補足することができるため、ガーゼ・紙マスクよりは飛沫感染に対して効果的であると言えます。 さらに高機能のマスクとして、医療用マスクや、ナノマスクと呼ばれるものがあり、それぞれ300nm以上・30nm以上の粒子を捉えることができるため、風邪はもちろんのこと、インフルエンザにも効果的と言えそうですが、息苦しさや密閉感を考慮すると、日常的に使うのは難しそうです。 したがって、「不織布のマスクを顔に密着させるように使うのがもっとも効果的である」ということになります。 ある小学校の統計によれば、登下校時・清掃時のマスク着用で、インフルエンザの発症率を5分の1に抑えることができた、とのことなので、適切なマスクを適切に使えば、効果的に風邪予防ができる、と判断しても良さそうです。 なお、「マスクを外して捨てる時まで」が「マスクを使った風邪予防である」、ということも頭に入れておく必要があります。 マスクによってウイルス等の侵入(あるいは拡散)を防いだわけですから、当然マスクには汚れが付着しています。 使用済みのマスクには不用意に触らない、マスクを外した後も必ず手洗いうがいをする、ということも忘れてはいけません。

マスクを着用しない人だと

「風邪予防にはマスクを着用」…多くの人に浸透し、ある程度定番化したとは言うものの、「マスクの着用は断固拒否!」という人が  ~ 続く

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