流行りはとまらないものか

日本におけるインフルエンザの流行期は12月~3月頃ですが、厄介なのは一度流行り出すとなかなか流行がとまらない、という点です。 この期間は、インフルエンザウイルスにとって極めて過ごしやすい季節であることは先述の通りですが、このほかにもインフルエンザの流行がとまらない理由があります。 予防や治療、予防接種が思うように機能しない、というのがその理由です。 代表的な予防策としては、 ・うがい手洗いを徹底する ・いわゆる“せきエチケット”に留意する ・適度のうるおい(=湿度)を保持する ・適切な栄養摂取と休養で体調を整える ・人の多い場所への不要不急の外出を避ける といったことが挙げられますが、これらを徹底するのが極めて難しいのも事実です。 しかも、インフルエンザの治療薬は発症してから比較的短い期間で投与しなければならないため、罹患患者が感染・発症に気付かなければ、投薬治療は全く意味をなさなくなってしまいます。 そのうえ、予防接種を受けたとしても、感染を100%防ぐことはできません。 以上のような理由から、一度インフルエンザが流行り始めてしまうと、ドミノ倒しのように感染が連鎖してしまい、流行期が過ぎるまで大流行がとまらないのです。

Copyright(c) 2015 季節の変わり目の風邪は All Rights Reserved.